デジタル庁と厚生労働省は11日、新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA) の機能停止版アプリ（3.0.0）の配信を11月17日から開始すると発表。利用者にはアプリ更新後に機能停止手続を行なった後のアプリ削除を求めています。

最新版は11月17日から順次配信

　新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA) は、新型コロナウィルス感染症の陽性者の全数届け出の見直しにより、機能を停止することが決定しています。

　11月17日から順次、機能停止版アプリ（3.0.0）の配信を開始します。すべてのユーザーの端末で更新可能になるまで数日かかる可能性がある。

アプリ削除だけでは余計な通信が発生する

　これまでのバージョンのCOCOAでは、バックグラウンドで接触確認のための処理が作動し続ける仕様のため、わずかながら通信料・バッテリー消費などの負担が発生し続けてしまうため、機能停止版アプリのアップデート後に、画面の案内に従って、機能停止の手続きを行う必要があるという。手続き後はアプリの削除を行っても問題ないとのこと。

すでに削除してしまった場合は？

　すでにアプリを削除してしまった場合、下記の方法で接触通知機能の処理を止めることができる。

・iOSの場合：iPhone端末の[設定]→[接触通知]→[接触通知をオフにする]を選択
・Androidの場合：OSの設定アイコン → [Google] → [COVID-19 接触通知システム] → [接触通知システムを使用]をオフ

[関連リンク] 厚生労働省 新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application