เดินทางจาก
Loading...
 
Reverse
ไป
วันเดินทาง
ประวัติการค้นหา
เนื้อหาบางส่วนในหน้านี้เขียนขึ้นเป็นภาษาญี่ปุ่น
รายงานกินนอน

รายงานกินนอน
エアアジア・ジャパン、名古屋(中部)-札幌(新千歳) DJ1便 搭乗レポート (就航初便)

2017/10/30
エアアジア・ジャパン DJ1便 名古屋(中部)-札幌(新千歳)線の就航初便に搭乗しましたのでレポートします。

 無念の日本国内線からの一時撤退から、3年越しでの苦労が実り、ようやく、ようやくの就航初日を迎えました。

今回のレポートで利用した便

航空会社:エアアジア・ジャパン
便名:DJ 1便
路線:名古屋(中部) NGO - 札幌(新千歳) CTS
搭乗日:2017年10月29日(日) (就航初日)

[運航スケジュール]
出発:名古屋(中部) 07:35
到着:札幌(新千歳) 09:25
所要:1時間50分



準備から3年越しでの再就航


★ AirAsiaJapan★ AirAsiaJapan
 LCCニュースで既報の通り、エアアジア・ジャパンが日本国内線に再参入を果たしました。日本の航空業界の幾多の思惑に翻弄され、あえて再出発を決断したエアアジアが2014年から3年越しでの悲願達成です。

 3年ですよ!3年!

 LCC黎明期だったあの頃から、日本の国内外を就航するLCCは増えに増え、よもや今から再参入とは、一念岩をも通すとは今のエアアジア・ジャパンにぴったりの言葉かもしれません。利用者としても待ちくたびれ忘れかけた人もたくさんいるんじゃないでしょうか。

 もはやなぜ3年もかかったのか何があったのかとか野暮なことはもう忘れて未来志向で行きたい。そうそう、早ければ2018年1~2月には中部-台北線が就航、ほかにもマカオに就航するなんて話や、運休中の中部-クアラルンプール線の復活をエアアジアCEOのトニー・フェルナンデス氏が再開を目指すと明言したりとか、「もう早くして!」って感じです。

中部-新千歳線の就航初便にのるために


 さてみなさんこんにちは、初便大好き LCCjpの中の人です。

 中部-新千歳線の就航初便に乗るべく、中部国際空港にやってきました。LCCjpの中の人は関東民のため、就航初便を利用するために中部国際空港内のカプセルホテル「TUBE Sq」で前日泊をし、眠い目をこすりながら、10月29日早朝5時、国内線出発ロビーにやってきました。

中部国際空港 早朝の国内線出発案内板中部国際空港 早朝の国内線出発案内板
 中部-新千歳線は1日2往復ですが、1日の最初のDJ1便は7時35分出発です。エアアジアの国内線チェックインは出発2時間前から30分前までとなっているため、DJ1便は5時35分から7時5分までがチェックイン時間になります。


エアアジア・ジャパン 中部-新千歳線 運航スケジュール

・2017年10月29日から
DJ1 名古屋(中部) 07:35 - 札幌(新千歳) 09:25 毎日
DJ2 札幌(新千歳) 10:00 - 名古屋(中部) 12:05 毎日
DJ9 名古屋(中部) 17:10 - 札幌(新千歳) 19:00 毎日
DJ10 札幌(新千歳) 19:35 - 名古屋(中部) 21:40 毎日

 中部国際空港は完全24時間空港ではないので、夜間は国内/国際出発ロビーが閉鎖され、早朝の4時40分から再びオープンします。時間外はアクセスプラザか到着ロビー階で滞在するか、TUBE Sqなどの空港内ホテルのお世話になることになります。鉄道アクセスでは、名鉄名古屋駅6時00分発のミュースカイに乗ると中部国際空港6時30分着なので、名古屋駅近辺からの当日アクセスでも、十分な余裕こそありませんがチェックイン終了時刻には間に合います。

エアアジアチェックインカウンターエアアジアチェックインカウンター
 さて話は戻って、朝5時の国内線チェックインカウンターです。今日は就航初日のため、カウンター内では入念にブリーフィングが行われています。

エアアジア 自動チェックイン端末エアアジア 自動チェックイン端末
 カウンターオープン予定時刻前でも、自動チェックイン端末は使用可能でしたので、空いているうちにチェックインと搭乗券の印刷を行いました。

自動チェックイン端末操作画面自動チェックイン端末操作画面
 端末の利用方法は簡単で、「出発空港(現在はセントレアのみ選択可)」「予約番号」「姓」を入力して、「チェックイン」または「再印刷」を押すだけです。

エアアジアジャパン 印刷した搭乗券エアアジアジャパン 印刷した搭乗券
 エアアジア・ジャパンではまだモバイル搭乗券に対応していないようで、現在のところは印刷した搭乗券が必要になるようです。

2番搭乗ゲート前 セレモニー会場2番搭乗ゲート前 セレモニー会場
 私は預け入れ手荷物がないため、そのまま保安検査場を通過して搭乗ゲートへ向かいます。今回の2番搭乗ゲートは遠いため、チェックインカウンターからは保安検査含めて歩いて10分少々の所要時間がかかりました。


就航セレモニーといえばCAさん派?ゆるキャラ派?


エアアジア・ジャパン 就航セレモニーエアアジア・ジャパン 就航セレモニー
 6時30分から、2番搭乗ゲート前で就航セレモニーが開催されました。エアアジアジャパンの秦社長や大勢の客室乗務員さんたち、そして中部空港マスコットキャラのなぞの旅人フーをはじめ、近隣地域の存じ上げないゆるキャラたちが大集合しました。

 では、不勉強なLCCjpの中の人が地域活性のお手伝いという意味で、集結したゆるキャラを一体一体追ってみます。

CAさん、なぞの旅人フー、なぞの荷物持ちCAさん、なぞの旅人フー、なぞの荷物持ち
 中央:中部空港マスコットキャラクターの「なぞの旅人フー」 中部空港を利用したことある人ならこれはおなじみ。空港内に巨大なオブジェもありますしね。

なぞの荷物持ちなぞの荷物持ち
 なぞの旅人フーのなかまたち”セントレアフレンズ”から「なぞの荷物持ち」 ゆるいというよりヤバ味の方がやや立っているボーダーラインなキャラクターですね。保安検査に毎回引っ掛かりそうです。

なぞのトリなぞのトリ
 同じく"セントレアフレンズ"から「なぞのトリ」 なぜかこんな上司に叱られているような絵面しか撮っていませんでした。

CAさん、ズーボ、はち丸、後ろにいるのはなぞのトリCAさん、ズーボ、はち丸、後ろにいるのはなぞのトリ
 左:名古屋市公式マスコットの「はち丸」 名古屋開府と同じ1610年生まれの407歳。天をつんざくような直線的なちょんまげが大名古屋感を表している気がします。
 右:東山動植物園のキャラクター「ズーボ」 名前の”ズー”は”ZOO”だろうなと想像できましたが、”ボ"が"BOTANICAL"とは想像がつきませんでした。なるほど、腹の「&」がハイブリッドであることを表しているのですね。

とこたんからも初便プレゼント品を手渡しとこたんからも初便プレゼント品を手渡し
 セントレアの所在地・常滑市のキャラクター「とこたん」 国内最大級の招き猫の産地ということで、企画段階から既定路線的な経緯を想像してしまうにゃんこキャラ。開ききった瞳孔とゆるくない「常滑」のロゴが印象的です。

 本日の就航セレモニーでステージに登壇した客室乗務員さんたちです。

就航セレモニー登壇CAさん(1)就航セレモニー登壇CAさん(1)
 エアアジアらしい魅力にあふれるCAさんです。

就航セレモニー登壇CAさん(2)就航セレモニー登壇CAさん(2)


初便搭乗プレゼントを手渡される搭乗客初便搭乗プレゼントを手渡される搭乗客
 7時6分、優先搭乗から搭乗が開始されました。DJ1の初便搭乗客には、CAさんから記念のプレゼントが手渡されます。

初便搭乗プレゼントをもって微笑むスタッフさん初便搭乗プレゼントをもって微笑むスタッフさん

DJ1 初便搭乗者プレゼント品DJ1 初便搭乗者プレゼント品
 初便搭乗者プレゼント品の中身は、DJ1初便搭乗証明書、豆乳イソフラボン化粧水(提供 ノエビア)、眠眠打破(提供 常盤薬品/ノエビアグループ)、フリクションボールペン(提供 三井ガーデンアウトレット)、エアアジア機体プリント付き焼き羽二重餅(提供 甘節庵大蔵餅常滑本店)、エアアジアオリジナルトートバック、機内誌「3sixty」などでした。

エアアジア・ジャパン DJ1便エアアジア・ジャパン DJ1便

ボーディングブリッジでのハイテンションお見送りボーディングブリッジでのハイテンションお見送り

グランドスタッフが横断幕で見送りグランドスタッフが横断幕で見送り
 台風22号が近づく大雨の中、地上では横断幕を掲げてお見送り。万感の思いがこもった全力のお見送りに、こちらも熱いものがこみあげてきます。

DJ1便いよいよ出発!DJ1便いよいよ出発!
 7時53分、エアアジア・ジャパン 名古屋(中部)-札幌(新千歳) DJ1就航初便は、166名の乗客を乗せて出発しました。

DJ1便内で出発のアナウンスをするCAさんDJ1便内で出発のアナウンスをするCAさん
 滑走路を走り機体が地上を離れると、機内からは拍手が起こりました。


エアアジア・ジャパンの機内食


エアアジアジャパン機内誌エアアジアジャパン機内誌
 機内食メニュー「Santan」と機内誌「3sixty」です。もちろんいずれも日本仕様の完全日本語版です。

エアアジアジャパン機内誌その裏面エアアジアジャパン機内誌その裏面
 機内食「Santan」の裏側はリバーシブルで機内販売「AIR ASIA SHOP」のパンフレットになっています。機内誌「3sixty」の裏面は株主の楽天Travelの広告でした。

エアアジア・ジャパン機内食 PRE-BOOKエアアジア・ジャパン機内食 PRE-BOOK
エアアジア・ジャパン機内食 ホットミールエアアジア・ジャパン機内食 ホットミール

 エアアジア・ジャパンでは機内食の販売がありますが、ホットミールおよびデザートは事前予約制で、出発24時間前まで1人2点までWebで予約を受け付けています。

 現在、国内線は事前予約のみの販売、将来就航する国際線は機内でも購入可能になるそうです。

 事前予約を行うと、1点あたり50~100円割引になり、ミネラルウォーター、コーヒー、緑茶のいずれかが無料でサービスされます。

エアアジア・ジャパン機内食 デザート&軽食エアアジア・ジャパン機内食 デザート&軽食

エアアジア・ジャパン機内食 ドリンクエアアジア・ジャパン機内食 ドリンク

エアアジアジャパン初便の機内食エアアジアジャパン初便の機内食
 1人2点という制限いっぱいまで注文したのがこちらです。

エアアジア・ジャパン 機内食 ナシレマエアアジア・ジャパン 機内食 ナシレマ
 エアアジア国際線でもおなじみのマレーシア伝統料理の「ナシレマ(750円/事前予約価格)」です。

 ココナッツライス、チキンレンダン、ゆでたまご、ナッツフライとアンチョビフライ、本格的に辛いサンバルソースがついたメインディッシュです。

 味はそれなりに満足いくもので、見本写真と違うのはまぁあれとしても、全体の盛りが少なくやや物足りない印象でした。

 エアアジアさん、もうちょっと盛るように現場に言ってください。

エアアジア・ジャパン 機内食 きしボナーラエアアジア・ジャパン 機内食 きしボナーラ
 もう1点は就航地名古屋にちなんだご当地コラボメニューの「きしボナーラ(名古屋風きしめんカルボナーラ)(750円/事前予約価格)」です。

 商品名でもうおわかりと思いますが、きしめんを使ったカルボナーラです。

 卵の風味が利いたカルボナーラソース、名古屋ご当地グルメの筆頭格きしめん、そして塩昆布をトッピングして和風テイストに仕上がっています。全体の塩気もちょうどよく、塩昆布がなかなか合ってる、次もまた食べてみたいなと思った面白い商品です。

 エアアジアさん、こちらももう少し、特に麺を盛るように現場に言ってください。


 エアアジア・ジャパンの機内食については、他の機内食も含めて別記事で「実食レポート」としてまとめましたので、そちらもご覧ください。

[関連記事] エアアジア・ジャパン 機内食 実食レポート(2017年10月29日/就航初日~)

 この路線の飛行時間が1時間20分程度という短さ、台風迫る天候による気流の悪さ、また搭乗したのが就航初便ということで事前予約で機内食を注文した人も多かったこと全てが相まって、飛行中にすべての事前予約の機内食の提供が行えずに着陸態勢の時間になってしまいました。(通常の機内食提供や機内販売もできず)

DJ1就航初便 新千歳到着DJ1就航初便 新千歳到着
 エアアジア・ジャパンDJ1就航初便は9時38分、新千歳空港に到着しました。


DJ1初便のCAさんたちDJ1初便のCAさんたち
 最後に、DJ1就航初便の客室乗務員さんの記念撮影をさせていただきました。エアアジアらしさあふれる、素敵な立ち振る舞いに、LCCの個性って面白いなと感じさせてくれました。

 さあ、エアアジア・ジャパンが日本国内線に再参入を果たして、国内線はピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、春秋航空日本と合わせて5社になり、予定していたプレイヤーがこれで揃いました。

 日本の空がもっともっと気軽に手頃に飛び回れるようになりそうな、楽しい予感にあふれる就航初便でした。名古屋も遅れを取り戻せるビッグなチャンスタイムですね。みんなで乗って応援しましょう!

 エアアジア・ジャパン 名古屋(中部)-札幌(新千歳)線 DJ1便(就航初便)の搭乗レポートは以上です。